米軍との激戦地で出生異常多発=最新式兵器が原因?−イラク【バグダッド時事】
2004年にイラク反米武装勢力と米軍が激戦を展開した首都バグダッド西郊のファルージャで、米軍が大量使用した兵器が原因とみられる出生異常が相次いでいることが分かった。英BBCテレビが4日報じた。
現地取材したBBC記者によると、現地の小児科医は1日2〜3例の出生異常があると証言した。年々増えているといい、手や足の指が6本もあったり、脳障害を抱えていたりする幼児がいるという。
地元医師や市民は「米軍が使用した最新式の兵器が原因」とみている。戦闘で倒壊した家屋などのがれきが付近の川に投棄され、飲み水を通じて人体に有害物質が入ったとの見方もある。ただ米側は、軍の兵器が原因との説を否定している。(2010/03/04-18:23)
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